介護問題研究会

介護問題研究会(略して介問研)の活動をご紹介します。
介問研開催日は原則として毎月第3金曜日、主たる活動場所は
ドーンセンターの会議室で、午後1時半から4時に実施しています。

介問研当日のレジュメや連絡事項は事前にメール送信し、資料等は
当日配付し、当会メンバーが講師となって学びあい、話し合い、
相互に交流を深めています。

第3回勉強会(6/21)
 ①東京の会「介護保険サービスの利用者調査」
       (6月に配布、7月に回収)について
 今年度の取り組み、プログラム、講師等についての話合い
   ・私たちの現実問題としての施設選び、ケアマネの選択等
   ・介護を受ける時・・現況、実態、介護職との付き合い方等
   ・介護事業所の現状、ケアマネやヘルパーの現場の声聞く
   ・介護をされる側の要望や介護を受けている側の状態等を知る
   ・介護保険の歴史(設立からこれまでの変遷)、介護現場の
    第三者評価等
   ・「医療・介護・保健従事者が元気になる会(岡崎代表)」との
    共催検討
  
  上記を踏まえて、次回以降の勉強会の予定は以下の通りです。
   7月(7/19) 植本さん:介護保険の黒歴史 、どう悪くなったか
          松本さん:特養の現状
9月(9/20)岡崎さん:認定審査会の現状、ケアマネの現状と問題点

   なお、8月はお休みといたします。

第2回勉強会
 ①東京の会「介護保険サービスの利用者調査」への協力について
  東京の石田先生とアンケート調査票について意見交換会議を
  ZOOMで2回実施
 ②2024年度、当研究会は、3人座長体制で運営することに決定
  司会、書記は持ち回りで行う
 ③2024年度、当研究会の活動計画について、以下のような意見が
  出ました。
   ・身寄りのない方の支援について
   ・2030年問題 地域でどう助け合えるか
   ・ヨタヘロ期をどう過ごすのか
   ・介護者家族として、「自宅か?施設か?」悩む
   ・30~40代の方は介護をどう考えているのだろう
   ・どうしたら良いケアマネに出会える?
   ・ヘルパーとの良い付き合い方
   ・介護現場で働いている方の声が聴きたい
   ・そもそも介護とは、介護保険とは?入門から聴きたい
   ・介護事業所の現状、ケアマネやヘルパーの現場を知りたい

  ◆次回は、6/21(金)13:30~16:00 

  

第1回勉強会 
 2024年度、第1回目の介護問題研究会は4月17日(水)13:30~16:00に開催。
  ①2024年度~の座長、担当者、役割分担について
  ②東京の会の「介護保険サービスの利用者調査」への協力について
  ③「ケア社会をつくる会」の取り組みについて
    3/8の院内集会の動画の視聴について
  ④情報共有
   ・大阪府内各市町村の介護保険料一覧と大阪市の介護保険料について
   ・保健証廃止反対の取り組みについて
  ◆次回は、5/17(金)13:30~16:00


 2023年12 月の介問研は、12月15日(金)13:30~16:00に開催。
  ①11/21(火)オンライン集会「このままでは保険“詐欺”になる」~介護保険は崖っぷち~
     主催:ケア社会をつくる会 共催:WAN・NPO法人高齢社会をよくする女性の会
  ②12/2(土)東京の会の討ち入りシンポ:テーマ「介護保険を守ろう」報告
  ③12/14(木)介護報酬改定に関する声明と記者会見
        WAN、WABAS、ケア社会をつくる会 、2障害者団体
  以上3つの報告があり、座長から「全国大会in大阪」の 第2分科会から登壇者のご意見について、
  資料に基づき、報告、説明があった。その後、主に「介護保険制度について意見交換をした。

 ・第9期「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」の市町村の策定状況
 ・改正する省令案等に関する意見の募集(パブリック・コメント)について
   介護保険法施行規則募集期間2023年12月8日~2024年1月6日
 ・介護保険法・障碍者支援基本法報酬改定に対する共同声明」に賛同団体として、以下の2団体が追加された旨
  報告があった。(認知症の人と家族の会、高齢社会をよくする女性の会・大阪)

◆次回は、2024年2月16日(金)4階小会議室① 13時30分から

法改正項目に関わる動き等について、「史上最悪の介護保険改定を
許さない!会」へのオンライン集会・院内集会参加、Youtube 配信により得られた
最新情報を共有しました。

また、会員 4 名から地元の地域包括支援センター訪問報告を受けて意見交換を行いました。
◆地域包括支援センターを訪問して
①自立段階での高齢者施設への入所相談をした。自立段階では介護保険施設には入れない。
 自立の状態で入所し、要介護状態になったときに別棟の介護施設に入所できる施設や、
 民間法人が運営する有料老人ホームの説明も受けた。現段階で本人の希望に沿う施設を
 紹介してもらい、その施設を見学した。

 施設見学時の留意点は、1・2 日の体験では判断は難しいので疑問・質問を列記し、
 その内容を確認する。営利目的の運営施設か否かを見極める。重要事項説明書を精読し、
 施設内の規律や身元引受人の要件等を納得するまで聞く。どこに住んでも近所付き合いは
 避けられない。どのような人間関係を望むのかも明確にするなどの説明を受けた。

②配偶者の病状から必要となる訪問看護の申請手続き等について相談した。

③2022 年 7 月に配偶者の術後、介護保険の認定申請手続きから始まり、認定調査、
 決定に至る詳細内容や、その後のセンターとの関係や介護サービスの契約・内容、
 福祉用具や住宅改修工事など 4 か月間の様々な出来事を記録に沿って報告を受ける。

④転居し地域との交流がない相談者に対し、様々な地域の活動や困った時の連絡先等を
 紹介。4 人いずれもが、誠実丁寧な対応で信頼できたと感想を述べた。

 紙面の都合により詳細をお伝えできないのが残念です。    (大平 喜代江 )