介護問題研究会

介護問題研究会(略して介問研)の活動状況を具体的に紹介いたします。原則として
介問研開催日は毎月第3金曜日、主たる活動場所はドーンセンター会議室で、
午後1時半から4時までの時間帯に実施しています。

介問研当日のレジュメや連絡事項は事前にメール送信し、資料等は当日配付し、
当会メンバーが講師となって学びあい、話し合い、相互に交流を深めています。

12 月の介問研は、法改正項目に関わる動き等について、「史上最悪の介護保険改定を
許さない!会」へのオンライン集会・院内集会参加、Youtube 配信により得られた
最新情報を共有しました。

また、会員 4 名から地元の地域包括支援センター訪問報告を受けて意見交換を行いました。
◆地域包括支援センターを訪問して
①自立段階での高齢者施設への入所相談をした。自立段階では介護保険施設には入れない。
 自立の状態で入所し、要介護状態になったときに別棟の介護施設に入所できる施設や、
 民間法人が運営する有料老人ホームの説明も受けた。現段階で本人の希望に沿う施設を
 紹介してもらい、その施設を見学した。

 施設見学時の留意点は、1・2 日の体験では判断は難しいので疑問・質問を列記し、
 その内容を確認する。営利目的の運営施設か否かを見極める。重要事項説明書を精読し、
 施設内の規律や身元引受人の要件等を納得するまで聞く。どこに住んでも近所付き合いは
 避けられない。どのような人間関係を望むのかも明確にするなどの説明を受けた。

②配偶者の病状から必要となる訪問看護の申請手続き等について相談した。

③2022 年 7 月に配偶者の術後、介護保険の認定申請手続きから始まり、認定調査、
 決定に至る詳細内容や、その後のセンターとの関係や介護サービスの契約・内容、
 福祉用具や住宅改修工事など 4 か月間の様々な出来事を記録に沿って報告を受ける。

④転居し地域との交流がない相談者に対し、様々な地域の活動や困った時の連絡先等を
 紹介。4 人いずれもが、誠実丁寧な対応で信頼できたと感想を述べた。

 紙面の都合により詳細をお伝えできないのが残念です。    (大平 喜代江 )