高齢社会をよくする女性の会・大阪とは
   (略称:wabas大阪)

「自分たちの望む豊かな高齢社会を」と願う、多くの仲間によって発会した市民グループです。
1993年5月より地道に活動を重ね、今年30周年を迎えました。
発会当初、親の問題だった介護問題は、今や私たち自身の問題です。

気持ちあらたに、高齢当事者の声を発信してまいります。
お若い方は、親御さん世代のこと、また、将来のあなたご自身のこととして、ご一緒に考えてみませんか!

「ケア社会をつくる会」の院内集会(当会も賛同団体)のご案内です。

今年7月には参議院選挙が行われます。介護サービスの改悪をストップするためには、「政治」の力が重要です。各政党に介護についての政党の取り組みと姿勢を問うアンケートを実施した結果を踏まえて、5/28(金)14:00-16:00 に衆議院第一議員会館において院内集会が開催されます。現地参加だけでなく、オンライン視聴も可能です。(添付のチラシのURLからお申し込みを)
介護保険改悪問題を参院選の争点に!

★各政党に問う「どうするつもり?介護保険」 〜参院選での争点化に向けて、全政党そろい踏みの院内集会〜 2025年5月28日集会でアンケート結果を発表します!

オンライン参加申込: https://onlinecsallpartygathering2025.peatix.com
会場参加申し込み: https://csallpartygathering2025.peatix.com(定員200)
※集会に賛同してくださる団体は、5月20日までに https://forms.gle/iJQnSE93vs22Nrvj6 にお願いします

2025年度 第1回セミナー
長寿期ひとり暮らし、ふたり暮らしの生活リスク
~100まで 生きてしまう時代の「受援力」

 私たちは一人暮らしであっても二人暮らしであっても、生涯、元気老人で生き続けられるとは限りません。その人ごとに多様で、何かしらの支援を必要とする「老い」を生きていく時間に直面するからです。講師・春日キスヨさんは、意外にも一人暮らしの困難以上に二人暮らしの困難は見えにくく、かつ深刻であることが聞き取り調査からみえたと語られます。そこにはどんな問題が潜んでいるのでしょうか。その問題に気づきたいと思います。それにはどのような対策があるのでしょうか。
 春日さんが提起する介護を必要とする当事者や家族であるパートナーに求められる「受援力」とはいったいどんなものなのでしょうか。多数の事例に直接あたり、また介護者等からヒアリングする中で今提案されることを学び、老いを受け入れながら今からでも備えられることを考えてみる機会としたいと思います。ハッとする気づきに出会い、これからを生きる力にしていきましょう‼

講師: 春日キスヨ さん
元松山大学大学院人文学部教授 社会学者
「高齢社会をよくする女性の会・広島」代表 専門は家族社会学、福祉社会学 
『介護とジェンダー』(家族社)山川菊枝賞受賞
『百まで生きる覚悟―超長寿時代の「みじまい」の作法―』(光文社新書)
『長寿期リスク―“元気”高齢者の未来』(光文社新書)
『いま家族とは』鶴見俊輔、浜田晋、徳永進と共著(岩波書店)他多数

◆日時:5月31日(土) 14:00~16:00
◆参加資料代:会員 500円  会員外1,000円
◆会場:ドーンセンター 大会議室 ①
(大阪府立男女共同参画・青少年センター) TEL:06-6910-8500 
・京阪「天満橋」駅下車。東口方面の改札から地下通路を通って1番出口より東へ約350m
・地下鉄谷町線「天満橋」駅下車。1番出口より東へ約350m
・JR東西線「大阪城北詰」駅下車。2番出口より土佐堀通り沿いに西へ約550m
・大阪シティバス:大阪駅前発62番「住吉車庫行」バス停「京阪東口」(ドーンセンターの真ん前)下車
◆主催:高齢社会をよくする女性の会・大阪

◆お申込みは・・・
・お名前 
・ご住所  〒 
・電話番号、携帯番号どちらか
・メールアドレス
・所属・お仕事
上記事項を記載のうえ、メールで送信してくださいますようお願いいたします。
お申込みメールアドレス:高齢社会をよくする女性の会・大阪事務局
wabasosaka2024@gmail.com


2月例会のご案内

2月例会は、3団体の共催で行います。

映画「オレンジ・ランプ」上映

日時:2025年2月15日(土)18:00~20:00(開場17:45)

先着200名様 入場料:無料 会場:生野区民センター 

主催:医療・介護・保険従事者が元気になる会、生野区介護家族ゆとりの会、高齢社会をよくする女性の会・大阪

申し込み、お問い合わせは、wabasosaka2024@gmail.com まで。

報告は、会報124号に掲載しています。

2024年度 第3回セミナー
認知症と伴に生きる ―地域共生ケアのまちづくり
~私が私らしく安全に安心して暮らすために

高齢社会をよくする女性の会・大阪主催のセミナーを開催します。

昨年6月、国会では「認知症基本法」が成立し、2024年1月に施行されました。そのほぼ10年も前から、市独自の認知症対策5か年計画を2次にわたって策定・実施してきた大阪府富田林市では、認知症の人やその家族・市民のたくさんの意見や思いを反映させ「認知症と伴にあゆむ笑顔のまち条例」(2022年)が制定されました。その取り組みに長年尽力されている辰巳しんじ市議会議員を講師に迎え、大事にされてきた思いや、共有された共生のまちの姿、行政の責務、関係機関・市民・事業者・地域組織などの役割、さらに具体的施策などについてお聞きます。認知症のご家族とともに生きてこられた体験の中で生まれた取り組みは、全てのことばにやさしさと愛が感じられます。

認知症になってもその人らしく暮らすって、どんなくらし?

認知症当事者にも、その人を支える人にも、共に生きる人にもなりうる私たち。取り組みの過程から、実施されている施策から、認知症を生きている人から、たくさんの学びが得られるでしょう。あした、自分も認知症になるかもしれない不安な人も、今困難の渦中の人もぜひ、ご参加ください。

◆講 師: 辰巳しんじさん(富田林市市議会議員)
◆日 時: 11月30日(土) 13時30分~16時
◆会 場: ドーンセンター5階 セミナー室①
◆参加資料代: 会員500円 会員外1,000円
◆申し込み先: 高齢社会をよくする女性の会・大阪 事務局
メール wabasosaka2024@gmail.com

衆議院議員選挙に向けて:介護保険に係わる公開質問状の回答が、8政党から来ました!

これまでNPO法人高齢社会をよくする女性の会(WABAS)は、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)およびケア社会をつくる会と共同で、介護保険の改悪を阻止する活動を続けてきました。大阪の会も参画し、行動してきました。

この度、10月27日投開票の衆議院選に向けて、介護保険に対する各政党の立ち位置を明らかにするために質問状を送付いたしました(詳細はこちら)。その結果がまとまりましたので、ご報告致します。皆様が投票する際の参考にしていただければと思います。

趣旨説明の送付文と公開質問状

【質問項目】
1.貴政党ではマニフェストに「介護保険制度」を独立した項目として取り上げますか。
2.介護保険の公費負担分を増やすことに賛成ですか。
3.家族介護を前提としない介護保険サービスに賛成ですか?
4.介護保険の基本報酬を増額することに賛成ですか? 
5.訪問介護の基本報酬減額を次期改定期を待たずに撤回を求めることに賛成ですか?
6.各種加算制度の廃止に賛成ですか?
7.ケアプランの作成を有料化することに反対しますか? 
8.介護保険の利用者負担率を標準1割から2割にすることに反対ですか?
9.要介護1,2の訪問介護(生活援助)を、市区町村が担う「介護予防・日常生活支援総合事業」(総合事業)に移行する案に反対しますか?
10.介護施設利用者の「補足給付」の条件として、利用者およびその配偶者(世帯)の資産照会に反対しますか?
11.高齢者施設の人員配置基準の緩和に反対しますか? 
12.現状の介護保険に加えて認知症に対応した在宅サービスの創設に賛成ですか?

分析とまとめ(文責 ケア社会をつくる会)PDF (318KB)


8政党からの回答(マトリックス表)PDF (382KB)

8政党からの回答一覧PDF (1,091KB)

調査票にご記入いただくには、ご面倒ですがファイルをダウンロード
して下さい。書き終えられましたら一旦保存し、
wabasosaka2024@gmail.com 宛メールに添付して
お送りくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

印刷して書き込み、郵送してくださる場合、まことに申し訳け
ございません。切手を貼って投函くださいますようお願いいたします。

ありがとうございましたこの講演会は終了いたしました。ご参加くださった皆さま、有難うございました。


   この講演会の模様は、会報 第122号でご報告いたします

  • と き: 2024年5月25日(土)13:30~16:00
  • ところ: ドーンセンター 4F 大会議 ①
  • 講 師: 北 明美 さん(福井県立大学名誉教授・社会政策)

『報告集』表紙

第1日目の講演会・シンポジウム・交流会、第2日目の5つの分科会、
施設見学等の内容を網羅しています。ぜひお手に取ってご覧ください。
送料込みで @700円です。お申込みはこちら
(在庫に限りがありますので、お申し込みはお早い目に!)

この『報告集』は、令和5年度社会福祉法人大阪府共同募金会「河原林富美基金」を受けて作成したものです。

大会は、大阪経済大学吹奏楽総部RED’Sの演奏で始まりました!
開会式で挨拶する樋口恵子理事長
長尾和宏さんの基調講演
基調講演 「人生100年時代の医療・介護とは」
シンポジウム「人生100年時代のこれからを
語る」シンポジストの皆さん
初めて「要約筆記」を導入。最前列の4人が要約筆記者の皆さん。
講演の内容が要約されて、即、舞台のホワイトボードに映写。
中途難聴になられた高齢参加者に喜ばれた。
第1分科会「介護の現状とこれから」
第2分科会「地域で支え合おう」~私たちが望む地域包括ケア~
第3分科会「自分の生き方、逝き方は自分で決める」

  

第4分科会「介護する人・介護される人の尊厳を」
第5 分科会「排せつケアが暮らしを変える」
~失禁は誰にでも起こり得る~

 wabas大阪30周年記念講演会「ベーシックサービスって!?」
                ~私の幸せと あなたの幸せを ひとつに~  

 ありがとうございました この講演会は終了いたしました。ご参加くださった皆さま、有難うございました。
     弱者にやさしい目線を注がれる、講師のパワフルなお話に圧倒されました。
     この講演会の模様は、会報 第119号でご報告しております

井手英策さん
写真は
氏のツイッターより
  • と き: 2023年5月27日(土)13:30~16:00
  • ところ: ドーンセンター 5F 特別会議室
  • 講 師: 井手 英策 さん(財政学者  慶應義塾大学経済学部教授)

        講演会の詳細はこちら(会報第119号より)          

 wabas大阪の活動

研究会・勉強会

セミナー・講演会

当会発行の本・冊子・報告書等

大阪市の体験型防災学習施設(タスカル)で消火器の実地訓練をするシニアライフ・サポートクラブ倶楽部のメンバー
坂本貴政さん_認知症セミナー
2023.2.11_坂本貴政さんの認知症セミナー
「認知症になっても私らしく暮らせるのは・・・どこ?」

wabas大阪発行の書籍・報告書
当会発行の本・冊子・報告書等

現在、以下の3つの研究会があります。
 1.介護問題研究会
 2.シニアライフ・サポート倶楽部
 3.認知症勉強会

会員は、より深く研究したいテーマがあれば運営委員会に申し出て、所定の条件を満たしていると認められれば、「会」内部で研究会を立上げることができます。

勉強会での課題を会員外の人とも共有し、講師を招いてのセミナーやシンポジウムを4回/年程度開催しています。
2022年度に行ったセミナーは…

調査活動報告書
 団塊世代の暮らしと介護に関する意識・実態調査


 研究会や講演会等の活動の中から
 必要性を感じて実施した調査
 (アンケート・ヒアリング)の数々。
 詳細は…